社内恋愛
後輩が社内恋愛をしている。周りのほとんどがその関係を知っているのだが、二人は必死に隠している。
打ち合わせ中でもテーブルの下で手を繋いだり、エレベーターでもキスしてみたり、バレてないと思って好き勝手やっている。
後輩はイケメンだが、変.態っぽいところもある。電車で見かける女の子に勝手に名前つけて心の中で話しかけてるようなキモヲタの俺よりはマシだと思うが・・。
彼女の方もかなり可愛い。「伊藤つかさ」と「河合その子」 を足して2で割ったような感じだ。
そんな二人が先日倉庫でイチャイチャしていた。近付くと「アン・アン・・」と小さな声が聞こえてくるくらい。ゆっくりと扉を開けると急いで洋服を正す二人。そこの空間は女性のアソコ特有の匂いで充満していた。困ったものだ。
その匂いを嗅ぎながら、その後一人でしてしまった俺も困ったものだ。
たまにイタズラで、辞書でエッ.チな単語をひいて、開いたままの状態で後輩の机の上に放置したりするのだが、二人の仲は壊れない。
こんな二人は熱中症という言葉も「ねぇ、チューしよう。」と聞こえてしまうのだろう。本当にどうしようもない。
こんな大森うたえもんレベルのダジャレを言ってしまった俺もどうしようもない。
結局、何を言いたいかというと、デートの時にはバラをくわえて登場してやれば女なんて簡単にオトせるということだ。