宝 新橋 リラクゼーションハウス
この日は出張の帰り(昼頃)。上司と二人で新幹線へ乗り込む。俺はすぐにPCを立ち上げ報告書を作成。すると、普段は全く気が利かない上司が「弁当でも買って来ようか?」と聞いてきた。
珍しいこともあるものだ。お言葉に甘え「仕事しながら食べますので、適当なパンをお願いします。」と昼食を上司に託した。
しばらくして戻ってきた上司は食パンを買ってきやがった。しかも8枚入りだ。自分は鳥そぼろ弁当にお茶まで買ってきている。俺は食パンのみだ。こんな奴をちょっとでも期待した俺がバカだった。
それにしても、喉渇くわ!せめて6枚入りにしてくれ!
こんな不快な事があったために心身ともに癒されるべく新橋へ。
過去に数回行っているのだが、「初めて」と伝えて初回割引をしてもらう。あんな不快なことがあったんだ。これぐらいは許されるだろう。その代わりと言っては何だが、今後はスーパーのレジ袋が有料でもケチらないことにする。
コースはオリジナルコース60分-7,000円。
シャワーを浴び、指圧からスタート。力強く上手い。ただ、指圧の時間がかなり長い。不安になり「指圧、長くないですか?」と聞いてみると「他に予約もないので時間は気にしないで下さい。」と言われる。自分のセコさに恥ずかしくなり顔が赤くなった。もうアイスのフタを舐め回すのは辞めよう。
そしてオイルへ。こちらもなかなか心地良い。しかし、すでに60分を経過しているような。リンパの時間はあるのかと不安になったので「時間は大丈夫ですか?」と聞いてみると「この後、リンパですよ。」と言われる。やはり自分のセコさに恥ずかしくなり顔が赤くなる。ガムの味がなくなってからも噛み続けるのはもう辞めよう。
そして最後はリンパを堪能し、かなり良い感じで施術は終了。時間もかなりオーバーしていた。終始、自分のセコさを反省させられる時間だった。よし!今日は絵がプリントされている高価なトイレットペーパーを買って帰宅しよう。そう心に誓い店を後にした。
翌日出勤しても、新幹線の中の喉渇き地獄が許せなかったので、その仕返しとして、上司の机の上に置いてあったペットボトルのお茶を全て捨て、砂をビッチリと詰めてやった。