マジカルマッサージ 上野 回春
上野へ。日本人回春店のようなので行ってみた。古びたビルの一室。ホモっぽい店主にコース説明を受け90分-13,000円(割引込)のコースに。その後セラピストの待つ違うフロアの部屋に案内される。
担当は美形の日本人セラピスト。俺のことがタイプなのか恥ずかしそうにこちらを見ている。ここで気の利いた言葉を浴びせれば、俺に惚れること間違しと考え「あなたは足が速そうですね」と行ってみた。セラピストは一瞬言葉を失っていたので効果はあったのかもしれない。
シャワーへ。全身を洗い終えてすぐに浴室を出ようかとも思ったのだが、時には可愛らしさをアピールすることも大切と昔、平凡パンチで読んだことがあったので、髪を洗いキューピーみたいに髪を垂直に立てたまま浴室を出てみた。セラピストはビックリしていたが、その表情は「これは運命の出会いかも」と言っているようにも思えた。
部屋に戻り、全裸でうつ伏せになり施術スタート。指圧はなくオイルマッサージから。ふくらはぎ・太ももとマッサージしていき、鼠蹊部まで手が伸びる。俺の肉体美に惚れ込んだのか「何か運動はされていますか?」と聞いてきた。「白新高校の不知火(ドカベン)のように帽子のツバに切り込みを入れながら野球をしています」と答えた。これで完全に俺のことを好きになったに違いない。
両足が終ると上半身へ。全体的にソフトだがまあまあ上手い。ここで「特に右側が凝っているようですが、ハードなお仕事なんですか?」と聞いてきた。職業を聞くことで結婚の計算をしているのかもしれない。ここは一先ず濁した方がいいと判断し「定食屋で隣の客が左利きだったので、食べる時にヒジがぶつかり合ったせいかもしれません」と答えてみた。こうやって、一旦突き放すことによって、更に俺のことを欲してくるに違いない。
全身のオイルを拭き取った後は回春が始まる。うつ伏せ状態のまま腕を下に潜り込ませタマと接触させる。先程の焦らしが効いたのか早々に睾丸マッサージが始まる。どうしても俺のアソコを触りたいようだ。次回はもっと焦らすために家を出る時からゴムを装着してくるのが効果的だ。
四つん這いでも睾丸マッサージが続き、アソコはMAX状態に。仰向けでも長時間の回春が続き、最終的には予想通りの展開に。シャワーを浴びて部屋を出る時には俺の電話番号を聞きたそうな顔をしていたが、敢えて心を鬼にして店を後にした。こうすることで尚更俺のことが忘れられなくなるだろう。
こんな心理合戦をして一度も上手くいった試しはない。